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世界で3番目に信徒が多い宗教であるとされるヒンズー教。こうした信徒のための、「Sri Mandir」というアプリがある。インドのスタートアップ、AppsForBharatが開発したアプリだ。
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Sri Mandirが大きくアピールするのは、アプリ上でインドの著名なヒンズー教寺院のプージャ(礼拝)に参加できる点。ユーザーやユーザーの家族の名前で事前に予約ができ、プージャの後はその模様を録画した動画を閲覧可能だ。また、寺院への供物代やダーン(喜捨)をアプリで決済できる。
他、Sri Mandirには以下の機能がある。
- 神への祈り
- ヒンズー文学の鑑賞
- 宗教音楽の鑑賞
- 占い
- パンチャン(ヒンズー暦)の情報
- 断食祭に関する最新情報
- 信徒のコミュニティー
運営会社のAppsForBharatのCEOであるPrashant Sachan氏は、数多くいるヒンズー教信徒の信仰心と精神的なニーズに応えるため、Sri Mandirを開発したと語る。また、ヒンズー教寺院にとっても、オンラインでの信徒とのつながりが生まれることで収入の向上というメリットがある。
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なお、Sachan CEOは、インド工科大学ボンベイ校を卒業、Microsoftなどに勤務した後、AppsForBharatを創業した人物だ。
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AppsForBharatは1日、シリーズC資金調達ラウンドで18億ルピー(30億円)の資金調達に成功。著名投資会社、Susquehannaのアジア法人が主導した。他、インドの大手IT企業・Infosysの共同創業者兼会長であるNandan Nilekani氏のファンドなどが応じた。
資金は、Sri Mandirのプレゼンスを高める施策のために利用する。
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その具体策としてSachan CEOは、「寺院とのパートナーシップの拡大、デジタルインフラの強化、AI機能の構築という、次の成長段階に入る」と語り、また次のようなコメントも残した。
「私たちは、僧侶、ベンダー、寺院サービス提供者の年間収益を大幅に押し上げた。私たちのビジョンは、Sri Mandirをインド全土および海外の何百万人もの信者の精神的な伴侶にすることだ」
参考文献:
Sri Mandir keeps investors hooked as digital devotion grows(TechCrunch)
AppsForBharat raises ₹175 cr in Series C to expand Sri Mandir’s faith-tech footprint across temple towns(StockTwits)