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英国で、Doughlicious(ドウリシャス)というブランドの菓子が流行している。同国のスーパーマーケットチェーンであるTescoでは600店以上でDoughliciousを取り扱っており、8月に入ってからは米国進出を目的とした資金調達の成功を発表した。
今日は、Doughliciousを取り上げる。
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Doughliciousの主力商品は、「クッキードウ & ジェラートバイツ」と「レディートゥベーククッキードウ」の2つ。なお、クッキードウとはクッキー生地のことであり、デリシャスと掛けたDoughliciousというブランド名・社名もこのドウから来ているようだ。
クッキードウ & ジェラートバイツは、ジェラートという名詞が入っている通り、冷たい、アイスクリームのような菓子である。文字通り、ジェラートをクッキー生地で包んだものだ。冒頭に掲載した写真は、クッキードウ & ジェラートバイツの「ソルテッドキャラメル(塩キャラメル)」というフレーバーである。
一方、レディートゥベーククッキードウは冷凍した状態で売られており、これを電子レンジで温めるとクッキーが出来るという商品。チョコレートやキャラメルなどをクッキー生地で包んだものである。
以上のラインナップに加え、2月には新商品「ソフトベークドグルメクッキー」の販売が始まった。クッキードウ & ジェラートバイツと異なり、常温で売られ、食べられるものとなっている。
Doughliciousの商品はすべてグルテンフリー。また、工場で使う電気も再生可能エネルギーであることを訴求しており、健康志向や持続可能性を前面に出す。
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同社の創業者は、Kathryn Bricken氏。3人の子を持つ主婦でもある。自身の焼くクッキーが友人たちの間で人気だったことから、これをさらに広めるべく、創業に至った。
前述の通り、今月4日には資金調達の成功を発表。500万ドル(7億円)を調達した。米食品メーカーのRich Productsのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるRich Products Venturesと、投資家グループのThe Angel Groupが主導。同じく前述の通り、資金は米国進出や世界展開に利用する。
Bricken創業者兼CEOは、「彼ら(投資家)のサポートにより、私たちはより速く成長し、よりスマートに革新し、世界中のより多くの消費者に、私たちの夢を叶える商品をお届けできるようになる」とコメントした。
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今回の資金調達に関するプレスリリースによると、現在、Doughliciousが展開するのは欧米と中東となっている。資金調達によって、日本を含む東アジア地域でDoughliciousを目にできる日も近いかもしれない。