シェイプウエアブランド・Skimsの新商品が「ハンニバル・レクターに見える」と海外ネットで話題。Instagramで「本人が着けてみた」動画が公開

シェイプウエアブランド・SkimsのSeamless Sculpt Face WrapをAnthony Hopkinsさんが身に着けた動画が話題に。『羊たちの沈黙』のBlu-ray版ジャケットが写り、Hopkinsさんやレクターに関する記事と分かるアイキャッチ画像

米シェイプウエアブランドのSkimsは7月31日、新商品「Seamless Sculpt Face Wrap(以下、フェースラップ)」をリリースした。FashionNetworkによると、同日にオフィシャルサイト上で販売した分は、完売となったという。

詳細は後述するが、フェースラップは顔の形を整えるためのプロダクト。よって、顔の輪郭に当たる部分を繊維で覆う。

しかし、この形状があるものを想起させるとして海外のネット上で話題になった。そして、話題の渦中となった人物が、Instagramでフェースラップを着けた動画を投稿。その人物とは、『羊たちの沈黙』などの映画化作品でハンニバル・レクター役を演じた、Anthony Hopkinsさんだ。

そう、フェースラップはレクターが身に着けているマスクに似ているとネット上で話題となり、Hopkinsさんがそれを受けて実際に「着けてみた」動画を投稿したのである。その動画が、こちらだ。

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動画の中でHopkinsさんは、フェースラップを着け「ハロー、キム(註・Skimsの共同創業者であり、セレブリティー的存在の人物でもある、Kim Kardashian氏のこと)。10歳若返った気分だ。さようなら」という言葉とともに、レクター独特の不気味な音を立てている。

フェースラップはコラーゲン糸を使用しており、価格は48ドル(7100円)となっている。クレイとココアの2色を販売。窮屈そうに感じる読者もいるかもしれないが、頭頂部と首筋の2カ所でマジックテープによってとめる形となっており、耳をふさがない形状だ。前出のFashionNetworkも、ある程度の快適性を確保していることに触れている。

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同じくFashionNetworkは、かつてSkimsがニップルブラと呼ばれる乳首が浮いて見えるようなブラジャーを販売したことが不評だったことを取り上げ、それにもかかわらず今回のフェースラップはヒットしたという文脈で記事を発信している。

一方、Kardashian氏は当初、このシェイプウエアブランドを「Kimono Intimates」名付け、商標登録をしようとしていた。しかし、日本の着物という文化を米国人が盗用していると批判が起き、門川大作京都市長や世耕弘成経済産業相(いずれも当時)といった日本の政治家も懸念を示した。

その結果、ブランド名はSkimsに落ち着いたという経緯がある。

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